つけ麺

もちもちの木
ずみのオススメ、新宿北口を下っていくと駅から見て左手にあるラーメン屋。
入ると店内はちょっと暗がりで、なかなかお洒落な感じだった。
テーブルは、下と、上に向けてライトがついていた。
禁煙ということに、すごい惹かれた☆


とりあえず初めての店に行く時は、オーソドックスながらもできるだけMAXを頼む癖がある私。
さらに
ずみ「俺のオススメは、つけ麺だからよろしく」
の一言で、頼んだメニューは
『つけ麺 大 トッピング全部』


昆布、サバ節、煮干しの効いた、水菜や三つ葉の入った熱々のスープ。
スープが冷めたら、言えば取り替えてくれるというなかなか気の利いたサービスがあった。
スープは、日吉の駅前のあびすけ?(名前が怪しいが・・・)と、あとどこだったかわすれたが、最近ではありふれた味であった。
熱いスープで食べて欲しいから、冷めたスープは交換しますという点で、クオリティー的には高まったが、残念だったのは麺である。
3玉という大量の麺を注文するからには、それなりの時間がかかることを考慮し、水分は多めに出すべきである。

水を切る理由はスープが薄まるからであろう。しかし、冷めたスープの追加交換サービスをするのであれば、味が薄まる心配も半減するのだから、それは尚更のこと。
ざるそばのざる、はその多めに含んだ水分が、上から徐々に落ちていく、というためのアイディアである。これを利用すべきなのではなかろうか?
しかし、最初から、麺は完全に水を切ったがために、ダマになってしまっていて、食べづらく、つけ麺というよりは、完全に汁につけてラーメンにしないと食べれない状態であった。ココは私にとってみると、減点ポイントであった。

トッピングに関しては、煮玉子はそのままの煮玉子。半熟ではない。
そのままスープをすするには味は濃すぎるスープに、この固まった黄味を浮かべるのは、結構厳しいと思った。

高菜は、せっかくダシの効いたいい汁の味をかき消してしまう、何のために添えるのかが全く不可解なトッピングであった。

メンマは、なんかすごい力を入れているようで、原料について店で説明書きされていた。
言うだけあってなかなかよい。

もやしも、ゴマ味でなかなかマッチした。

チャーシューは普通。薄切り。

現段階では極めて評価は微妙な位置であるが、この店の総合評価は、中華そばを食べてから出すことにしたい。

【メニュー】
中華そば
(小)一玉〔140g〕¥ 650
(中)二玉〔280g〕¥ 750
(大)三玉〔420g〕¥ 950
つけ麺
(小)一玉〔200g〕¥ 700
(中)二玉〔400g〕¥ 850
(大)三玉〔600g〕¥1050
『トッピング』
煮玉子      ¥100
ネギ       ¥100
メンマ      ¥150
高菜       ¥150
チャーシュー   ¥210
トッピング全部  ¥450

最近どこのつけ麺もそうであるが、完全につけないとしっかりと味わえない店が多い。
そばの正しい食べ方は、3分の1をつけるというもの。これが「麺をつける」という正しい表現である。
しかし、最近のラーメン屋が言う“つけ麺”はどこも、完全に浸してこその味の濃さ。
味の濃さを選べるにもかかわらず、濃い目にしても、完全に浸してやっと味を楽しめる、といった店が多い。
温かいスープによって麺が完全に温められるのであれば、冷水で冷やした麺の意味がないのではなかろうか?それは紛れもなく、ただのラーメンと化してしまうとと私は思う。
もう少し、つけ麺について再考してほしいと願う。

もちもちの木情報】

ジャンル    :中華そば・つけ麺
スープ     :つけ麺:鰹だし (中華そばは未)
麺       :太さ普通、ちぢれ、コシ普通
住所      :〒160-0023 東京都新宿区西新宿7-7-25 ワコーレ第2ビル地下1階
営業時間    :平日 11:30〜22:00
         土  11:30〜17:00
         定休日 日曜
駐車場     :新宿駅からまぁ歩いてすぐだから、そこら辺にあるっしょ。