衣付きステーキ(バジルソース和え)

今日は衣付きステーキバジルソース和え

高校受験時代、俺一人でとあるビジネスホテルに泊まり、こもって受験勉強していたんだが、その時こうラストにいいもん食っていいと、親からお許しをいただいたので、そのレストランの一番高い“衣付き牛フィレステーキ”を調子に乗って注文した。松坂牛ではなかったが、結構それクラスの肉だったと思う。150gのセットで4800円だったかな?当時150円をもらって大喜びしていたオイラにとって、ありえない贅沢だった…
(注文してから、怒られるんじゃねぇかとドキドキしたが、だって、何食べてもいいよって言うからな、もう食っちゃったもんはしょうがない。むしろ怒られるべくは間違って押してしまった有料番組のPAYボタン…しかも映画じゃなくて、いわゆるエッチなやつの方だ。好奇心旺盛な少年は、やはり気になって見てしまいたくなるもので、有料になる手前をひたすらチラ見して“わぉっ”って言っていたんだが、間違ってPAYを押してしまったのである…
フロントに問い合わせたところ、一度押したものは取り消しできないらしい。せっかく押してしまったし、取り消しできないんだから、じっくり見てしまえばいいのに、親が恐ろしかっただけに、若かった俺はパニックに陥り、血の気が引いてすぐテレビの電源を落とし、即座に布団に潜りこんでしまった。“時よ戻れ!戻れ!見てないんだからきっと手違いだって気付いて取り消してくれる!いや、10秒見たけど、見てないんだ!”と念じていたが、当然戻ることはなく、料金は悲しくも加算されていた。
そのホテルは最終日一括清算にしていたので、領収書を見つめる母親の表情が“PAY番組”と“和牛衣付きステーキ”の項目があるページで“ピクッ”ってした時はどうしようかと思った。ステーキもつっこまれなかった。見逃してスルーされたのか?むしろこういう時は突っ込んで欲しいよむしろ・・・と思った若干苦いというか痛い思い出である。まぁ、長い明細だったし、ピクッってしたのはむしろ俺がびびり過ぎていて勝手に描いた幻想かもしれないが、多分ばれてたいたと思う、いまさら聞けやしないが…
まぁ、そんな話はどうでもいいとして、)

その時の衣付きステーキをイメージして、自分なりにやってみた。
正しいやり方がわからないので、ちょっと想像と違うもんになったが、まぁ、いいっしょ☆


写真撮る前にナイフでカットしてしまったので、衣も崩れてソースが乱れてしまった…

【レシピ】
①パン粉、バジル、パルメザンチーズ、を混ぜ合わせる。
②塩胡椒をしたステーキの表面(片面)に溶き卵を塗る。
③“①”で作った粉を表面に乗せる。
④両面を十分に熱した油で軽く揚げるようにサッと焼く。
⑤①の粉を再度乗せる。
⑥余熱無しグリル(300℃)で10分程焼く。

これでミディアムレアになった。
いや、なんか④⑤⑥、間違っていると思うよ、うん、多分④でうまく揚げられれば、それで終わりなんだけどさ、なんかうまく揚がらなかったのよ…ちょっと油吸い過ぎて…

油でもっと焼けばよかったんだろうけど…そうすっとウェルダンになっちまうしな…やっぱ肉は半生に限るし…
多分バーナーで焼くんだろうなぁ、バーナー買うか…バーナー買うと色々広がるしなぁ、プリンから何から…(デザートメインになってまいそうだが…)

まぁ、結構お洒落っしょ♪バジルソースは前回のタコのエスカルゴ風のバジルペースト(作り方③)を参照☆
デミグラスソースでもよかったんだが、昨日というか、前回のビーフシチューの残りも一緒に頂いたので…

溶いた卵はオムレツにして添える、うむ、ムダがないすばらすぃ〜朝飯だ☆

ん?朝飯?まぁ、時間は気にしない気にしない☆
ってか昨日から朝頑張ってしまって、夕飯載せらんね^^;