シャブ
新宿ジャブジャブ池公園に行ってきました。
日本語の奥深さを感じますな。
“シャブ”と“こジャブジャブ”と“シャブシャブ”。
濁点の有無で、うも意味が違ってくるとは・・・
何をしに行ったか?ピクニックがてら、ビールを片手にブーメランするため。
しかし、世間は夏休み。
公園には水場があり、子供や、私好みのヤンママや、中年夫婦などが、ビーチベンチなどに座ったり、水で遊んだり、ラジバンダリで混み合ってました。
なので、ブーメランなど、できるわけもなく、割けるチーズ、ネギトロまきをつまみながら、キリンラガーを楽しんでいました。
すると、好機到来。本来ならば、完全に敬遠する、通り雨。
雨雲がエメラルドスプラッシュを打ってきました。
まぁ、傘も持っていなかったので、少々つらかったが、公園で遊んでいた方々が皆さん帰って行きました。
しかし、通り雨、というにはちょっと長すぎる・・・普通に雨でした。
とりあえず木陰に隠れつつ、缶ビールに雨が入るのを防ぎながら、チャレンジ開始。
高校の時、グラウンドでやって、裏の住宅街に飛んでいって紛失して以来の再会、8年振りの再会です。
約30mのエンを描いて戻ってくると書いてありますが、まぁつまり失敗して軌道が変わったらつまり単純計算で60mは飛んでいってしまうわけですね、はい。
先日BBQでフリスビーが破損したんで、ついでに買ったわけですわ。
とりあえず1投。
木にあったって落ちてしまいました。
スペースが狭いからしょうがない。
何度やっても木に当たってしまう。
そしてやっとこさ木の間をすり抜けて、戻ってきそうな感じになる。
しかし、高さが足りない。
そこで高さをあげてみる。
惜しい!
あと少し、手元とは言いがたいが、ダッシュしていれば取れたかもしれない。
何度かチャレンジしていると・・・事件は起こってしまった。
木にひっかかって落ちてこない・・・
靴を当てて落とそう、ということで、靴を投げる。
見事救出成功☆
やはり高いところにひっかかったらもうどうしようもないので、低めにケアしながらチャレンジ再開。
まぁそもそも、こんな狭いエリアでやっている時点で、練習もしてないから無理に近いわけだが、やはり何度か惜しいヤツうあるとやりたくなってしまう。
あと二人遅刻して合流しようとしているY&Mが来るまでに完璧にしようと。
何度か木に引っかかっては落とし、を繰り返す。
何度かチャレンジしていると・・・事件は起こってしまった。
かなりヤバイ位置に引っかかってしまった。
それを靴で落とそうとする。
靴ひもが引っかかる。
サンダルで落とそうとする。
靴は救出。
しかし、サンダルが引っかかって落ちてこない。
靴を投げ続けるも、サンダルは落ちてこない。
靴もサンダルも、何度もやってもひっかかる。
こうしてブーメラン・サンダル救出劇から2時間ばかしが過ぎ、Y到着。
Y「何してんの?」
小学校以来の泥まみれな二人に冷たい目線と言葉をぶつける。
雨の中傘もささずにずぶ濡れになりながら木に向かって物を投げている。
しかし、これが現実である。
俺「いや、サンダルないと、帰れない・・・」
一応一休止しつつ、荷物にいいものを発見!
黒烏龍1ℓペットボトル
ビールを飲みつつも、気にしてる証。
こいつにしてから、30分くらい経っただろうか…
もう諦めモードに突入する。
何故こんなに苦戦しているのかというと、下から投げても、他の太い枝に当たって邪魔されるからである。
サンダルに関しては、紐がひっかかっていて、上から投げたところで、木を折るか、どうにか反動で一回転させるかしないと、落ちてこないであろう、という状況。
さすがはオリンピックシーズンである、オリンピックの鉄棒競技をサンダルにやらせないとダメなんじゃないか、という感じ。
木に登って取ろうと試みるも、雨でぬかるんでいて、相当難易度は高く、また、サンダルエリアの時点では、我々80kgクラス、ボクシングでいうところのライトヘビー〜クルーザー級、Yさんは体重不明だが、ビール飲んでただ傍観しているので登ってくれそうな気配もない。
サンダルは昼にABCマートで見たら、セールで5千円、ブーメランは¥1,785。
苦汁の選択ではあるが、位置的に取れるとしたら、比較的高いが、木の枝に邪魔されにくいブーメラン。
タクシーで駅前まで裸足で行くか、否か…
しかしこれだけやってもだめだったんだ、仕方がない…でも…
切羽つまったところで、奇跡は起こる。
サンダルに見事的中し、サンダルが無事救出!!
歓喜が上がらないわけがない。
思わず叫んだ
「うぉ〜!超気持ちイイ!」
普段ならば
「思い知ったか!この原始人がッ!」
というところ、オリンピックシーズンなのでつい…
当事者にしかわからないこの瞬間。
すると、公園の管理人が来る。
辺りを見渡すと、今までのバトルの末散り散りになった、葉っぱが散乱している。
細い木の枝も一本落ちてしまっている。
あぁ、やべぇな、さすがにこの葉っぱの量は、罰金ものかもしれん…
すると、管理人さんは言いました。
管「ちょっと、何してんの?」
俺「いや、あのブーメラン落とそうとしていたんすよ、そしたらサンダルが…」
管「葉っぱこんなに散らかして、掃除するのはこっちなんだからね。」
俺「はい、すいません。」
すると、管理人はそそくさと管理人室に戻って、気づいたら帰ってしまっていた。
管理人室に棒かなんかあれば、助かったのに。
それに怒られたポイントが、木を傷めたことではなく、ただ掃除が大変なんだよ、という報告だけ…
えぇ〜そこですか!?
ヤレヤレだぜっていい損ねたじゃないっすか・・・
いやぁ、今までこう木にサンダルが引っかかっていたという状況をもっと酌んで欲しかった、まぁ、そんな話する前に行っちゃったわけだが…
まぁ、そうこうしているうちに、またしても私の投擲が見事ブーメランに命中し、落下♪
テメェのケツはテメェで拭く、というすばらしい結果で終わりました。
実に2時間半近く、ブーメラン遊びは殆どすることなく、ブーメランとサンダルを落とすためだけにがんばりました…
ペットボトルを見てみると、あと数投失敗して地面に叩き付けられていたら、もう終わりだっただろう、というような姿でした。
いや、あと一回でだめだったかも・・・w
そうこうしているうちに、マイクフォーが到着。
ミラクルは連鎖するもので、彼女が比較的迷わずに到着。
いやぁ、腕がちょこっと筋肉痛になりましたわ。
サンダル履いて、なじむ 実に!なじむぞ、と言いたかったが、買った時点でちょっとサイズなくて小さめの27.5だったから指ちょっとはみ出てる感じなのよね^^;
当事者にしかわからないだろうけども、とにかく大変でした。
自分で蒔いた種だけども、なんか達成感はありましたわw
まぁ、今度はもっと広い公園でやりたいところじゃ♪